最近聞かなくなったね!こんな音

技術の進歩や環境の変化に伴い、近頃あまり耳にしなくなった音を紹介します。中高年以降の年代の方は、なつかしい音かもしれませんが、若者や子供たちにとっては、はじめて聞く音かもしれません?

黒電話

ジリリーン!ジリリーン!チン!この音を聞くと「いや~懐かしい…」と感じる人がたくさんいると思います。最近ではあまり見かけなくなったダイヤル式黒電話のベル音です。

家庭用の留守番機能付電話や携帯電話など、ここ近年めざましい進歩があり、このような形の電話ほとんど見なくなりました。 昭和のころ、ほとんどの家庭が黒電話を使用していました。電話の歴史は意外と古く、今から130年前、明治の夜明け、まだチョンマゲ姿の人もいる明治2年(1869年)日本初の電信が東京と横浜で開始されました。そして黒電話は戦後めざましい経済成長の中、昭和37年(1962年)に登場し長い間親しまれました。

今では、めっきり見られなくなった黒電話、携帯電話の着信音として黒電話風の音がするぐらいしか聴くことが出来なくなりました。
あのベル、「ジリリーン!」が懐かしいと思う方は試しに写真をクリックしてみては?

タイプライター

タイプライターは今ではほとんど見かける事がなくなりました。でも、音はよく聞く事があるでしょう、皆さんちょっと思い出して下さい、あのアニメーションのタイトルのジングル音として、とても有名ですね。

タイプライターが姿を消したのはワープロやパソコンの出現によってです。1964年にIBMが世界初のワープロを開発、1975年頃からアメリカで各社よりワープロが売り出されました。1981年からはIBMが初のパソコンを発売、パソコンの出現により、こんどはワープロも姿を消しつつあります。

オフィス等からすっかり姿を消したこのタイプライターですが、日本とは違い欧米の家庭では未だに現役として使われているようです。私たち音響効果の世界でもバリバリの現役の音です。

火の用心

江戸時代、町ごとに「木戸」(木の門)が置かれていました。木戸の番人は朝晩の開門・閉門の時間に、町の火の用心のために拍子木を打ち町内を見回ったのが始まりです。
現代でも町内会など自警組織としてこの活動を行ったり、地域への貢献として自主的に行っている人達がいます。

しかし、最近では家々の交流も少なくなりこの様な光景も少なくなってきました。夜になると「はっぴ」を着て拍子木(材料はかしの木)を打ち、「カン、カン、火のよう~じん」と声をかけながら町をねり歩きます。

この音を聴いて町の夜の風景を思い浮かべてみては…。

豆腐ラッパ

「パー、プー」夕方になるとこの音が町に鳴り響いていたのでしょう、何とも懐かしい光景です。

このラッパは長さ30㎝、真鍮で作られています。豆腐は壊れやすく日持ちしないので売りに回った豆腐屋が吹いていました。ところが、昭和40年頃からスーパーマーケットが出現し、パック詰めの豆腐が売られるようになってから、豆腐屋のこういった販売形式は次第に少なくなっていき、そのラッパの音も聞かれなくなっていきました。正式名は「宮本ラッパ」というそうです。

この音を聞いて、鍋やボールを持って町内のみんなが集まってくる光景を思い浮かべて下さい

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